2016.3.25
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僧侶、消防が救助協力 七面山遭難想定し訓練
峡南消防本部中部消防署と県消防防災航空隊、身延町の七面山敬慎院はこのほど、同町下山の富士川クラフトパークで、同山での遭難者救助を想定した合同訓練を初めて行った。
同院は七面山(1982メートル)の山頂にあり、年間約2万5千人の参拝客が訪れる。同消防署によると、同山では昨年、登山者が急病や負傷で救助されるケースが2件あった。同院との連携を強化し、迅速な救助につなげようと企画した。
僧侶や署員ら約30人が参加した。参拝客が山中で体調を崩して動けなくなったとの想定で実施。発見した僧侶が通報。署員と合流し、ヘリコプターがピックアップできる場所まで搬送し、救助するまでの手順を確認した。
このほか、山林火災を想定した消火訓練も行った。
同消防署の鈴木久署長は「峡南地域は山間部が多く、山小屋や寺と協力して救助するケースも考えられる。今後も連携を深め、緊急時に備えたい」と話していた。
【写真】訓練で、遭難者の症状を確認する消防署員=身延・富士川クラフトパーク
(山梨日日新聞 2016年3月12日付)
同院は七面山(1982メートル)の山頂にあり、年間約2万5千人の参拝客が訪れる。同消防署によると、同山では昨年、登山者が急病や負傷で救助されるケースが2件あった。同院との連携を強化し、迅速な救助につなげようと企画した。
僧侶や署員ら約30人が参加した。参拝客が山中で体調を崩して動けなくなったとの想定で実施。発見した僧侶が通報。署員と合流し、ヘリコプターがピックアップできる場所まで搬送し、救助するまでの手順を確認した。
このほか、山林火災を想定した消火訓練も行った。
同消防署の鈴木久署長は「峡南地域は山間部が多く、山小屋や寺と協力して救助するケースも考えられる。今後も連携を深め、緊急時に備えたい」と話していた。
【写真】訓練で、遭難者の症状を確認する消防署員=身延・富士川クラフトパーク
(山梨日日新聞 2016年3月12日付)