2015.8.22 News /

全国「山の日」協議会に南アルプス市 県内市町村で初の加盟

 来年8月11日から始まる国民の祝日「山の日」の周知に取り組む、全国「山の日」協議会(谷垣禎一会長)に、南アルプス市が今月、県内の市町村で初めて加盟する。

 山の日は昨年5月に改正祝日法が国会で成立し、制定された。「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを意義としている。

 市によると、山の日協議会には、全国の自治体や日本山岳会、観光業者、山岳用品メーカーなどが加盟。県内では、県に次いで2番目となる。加盟団体は総会に出席したり、山の日フォーラムでブースを出せたりする。年会費は3万円。

 加盟団体と交流することで、各地の山岳イベントなどの先進的な取り組みについて情報を得られるメリットがある。

 南アルプスは昨年、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の生物圏保存地域「エコパーク」に登録され、市内には日本で2番目の北岳(3193メートル)、3番目の間ノ岳(3190メートル)など南アルプスの山々が連なる。

 市政策推進課の担当者は「協議会のネットワークを活用して、南アルプスやエコパークのPRにつなげていきたい」と話している。

 (山梨日日新聞 2015年8月21日付)

月別
年別