南アの県境で交流深めよう山梨側4市町と長野・伊那市が来月ツアー峠で合流、散策楽しむ
北沢峠で逢(あ)いましょう-。南アルプス、北杜、韮崎、早川の4市町でつくる南アルプス世界自然遺産登録山梨県連絡協議会は9月7日、長野県伊那市と合同で、南アルプス・北沢峠や仙水峠をトレッキングする「南アルプス ネイチャーウオッチングツアー」を開く。
南アルプスが世界自然遺産登録を目指す上で、県境の山で両県民に交流を深めてもらおうと初めて企画した。もともとツアーを行う予定だった伊那市に、南アルプス市の担当者が合同企画を持ちかけたという。
ツアーでは、山梨県側の参加者と長野県側の参加者が北沢峠で合流。周辺を自然観察した後、仙水峠までトレッキングを行う。芦安ファンクラブのメンバーや地質の専門家がネイチャーガイドとして同行し、南アルプスの地形や自然について紹介する。
参加対象は小学3年生以上で、参加費用は2500円。山梨県側の定員は30人。問い合わせ、申し込みは南アルプス市みどり自然課、電話055(282)7259。
(2013年8月14日付 山梨日日新聞)