南アルプス エコパーク登録推進 世界自然遺産へ地元協
県内4市町でつくる南アルプス世界自然遺産登録県連絡協議会(会長・中込博文南アルプス市長)は24日、南アルプス市役所で本年度総会を開き、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が自然保護地区などを認定するエコパーク(生物圏保存地域)の登録に向けた取り組みを推進することを確認した。
連絡協事務局によると、ユネスコ・エコパークは、陸上や沿岸などに保護区を設け、自然保護と活用の両立を図るのが目的。登録されているのは107カ国553地域(2009年5月現在)で、国内は屋久島(鹿児島)や志賀高原(長野)など4地域。
世界遺産と重複しているケースも少なくないため、連絡協は「エコパーク指定が、南アルプスの世界自然遺産登録への重要なステップになる」とみている。今後、長野、静岡を含めた10市町村でつくる南アルプス世界自然遺産登録推進協議会で、申請書の提出に向けた準備を進めていく。
総会には南アルプス、北杜、韮崎、早川の4市町の関係者ら約20人が出席。事業計画案や予算案などを決めた。また、南アルプス自然保護官事務所の中村仁自然保護官が、シカによる食害対策などについて話した。
(2012年4月25日付 山梨日日新聞)
連絡協事務局によると、ユネスコ・エコパークは、陸上や沿岸などに保護区を設け、自然保護と活用の両立を図るのが目的。登録されているのは107カ国553地域(2009年5月現在)で、国内は屋久島(鹿児島)や志賀高原(長野)など4地域。
世界遺産と重複しているケースも少なくないため、連絡協は「エコパーク指定が、南アルプスの世界自然遺産登録への重要なステップになる」とみている。今後、長野、静岡を含めた10市町村でつくる南アルプス世界自然遺産登録推進協議会で、申請書の提出に向けた準備を進めていく。
総会には南アルプス、北杜、韮崎、早川の4市町の関係者ら約20人が出席。事業計画案や予算案などを決めた。また、南アルプス自然保護官事務所の中村仁自然保護官が、シカによる食害対策などについて話した。
(2012年4月25日付 山梨日日新聞)