絶世の美女 現代の「虎御前」は誰?来月、芦安でコンテスト
南アルプス市芦安地区で5月に予定している「第2回新緑・やまぶき祭」(同実行委主催)で、絶世の美女として地元に言い伝えがある「虎御前」にちなんだ「第1回ミス虎御前コンテスト」が開かれる。現在、出場者を募集している。
虎御前は、鎌倉時代に生きた芦安地区出身の女性とされ、室町時代にまとめられた「曽我物語」で、曽我兄弟の兄・十郎祐成の恋人として登場する。地区には、化粧をするために鏡を立てたとされる石がある。
祭りは5月13日開催。コンテストは、芦安地区に興味を持ってもらおうと今回、同実行委のメンバーが企画した。豊かな自然に囲まれた地域のイメージにふさわしい人物を選び、賞金や副賞を贈る。
コンテストの出場は18歳以上(高校生は対象外)の女性で、芦安地区を訪れた経験があることが条件。応募用紙に写真や必要事項を記載して、南アルプス市芦安山岳館に持参または郵送する。問い合わせは同館、電話055(288)2125。
(2012年4月24日付 山梨日日新聞)