山岳遭難 24件に減 県内上半期 7割近くが中高年
山梨県警は、今年上半期の山岳遭難発生状況をまとめた。発生件数は昨年同期より5件少ない24件で、遭難者も26人と昨年比で3人減少。40歳以上の中高年者が遭難するケースが目立ち、県警が安全な登山を呼び掛けている。
県警地域課によると、上半期の遭難の原因別は、滑落・転落が12件と最も多く、次いで転倒と道迷いが各5件、疲労・発病が1件など。単独登山が10件で、登山計画書の提出は5件しかなかった。
遭難者26人のうち、6人が死亡、16人がけがを負った。遭難者を年齢別でみると、40歳以上の中高年者が18人で、全体の7割近くを占めた。60代以上が11人、50代5人、40代2人、30代5人など。
山岳別で最も多かったのは大菩薩山系の9件で、富士山が5件、八ケ岳と御坂山系が各3件など。県警は富士山や南アルプスに臨時警備派出所を開設し、登山者に注意を促している。
(2011年8月23日付 山梨日日新聞)
県警地域課によると、上半期の遭難の原因別は、滑落・転落が12件と最も多く、次いで転倒と道迷いが各5件、疲労・発病が1件など。単独登山が10件で、登山計画書の提出は5件しかなかった。
遭難者26人のうち、6人が死亡、16人がけがを負った。遭難者を年齢別でみると、40歳以上の中高年者が18人で、全体の7割近くを占めた。60代以上が11人、50代5人、40代2人、30代5人など。
山岳別で最も多かったのは大菩薩山系の9件で、富士山が5件、八ケ岳と御坂山系が各3件など。県警は富士山や南アルプスに臨時警備派出所を開設し、登山者に注意を促している。
(2011年8月23日付 山梨日日新聞)