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こいのぼりを制作する井上展弘さん＝南アルプス市古市場
端午の節句（５月５日）を前に、南アルプス市古市場の井上染物店で、こいのぼりの制作作業がピークを迎えている。 作業場では、７代目当主の井上展弘さん（４３）が全長約４メートルの木綿の生地に、もち米と米ぬかで作ったのりで１３０センチのコイの輪郭を描き、赤や黄、藍などの染料で色付けをしていった。水でのりを洗い流した後に裁断と縫製作業をする。１点当たり完成まで約１週間かかるという。 今月いっぱい忙しい毎日を送る。
(山梨日日新聞 2025年4月25日掲載)
