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ヘビの文様がある土器が並んでいる展示コーナー=南アルプス・ふるさと文化伝承館
南アルプス市教委は22日まで、同市野牛島の市ふるさと文化伝承館で、今年のえとにちなんだミニ企画展「あれもヘビ! これもヘビ?」を開いている。 市教委文化財課によると、ヘビは脱皮や冬眠をするほか、毒を持つことから、不老不死や畏れるものの象徴とされる。市内の遺跡から出土した、ヘビの文様が確認できる縄文時代の抽象文土器など約20点を紹介。ヘビが口を開けたり、とぐろを巻いたりしたものや、表面や縁に立体的に表現されたものなどが並んでいる。 同課の担当者は「常設の展示品にもヘビの文様に見える土器がある。探しながら楽しんでほしい」と話している。 午前9時半~午後4時半。入館無料。
(山梨日日新聞 2025年1月17日掲載)