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早川町のNPO法人「日本上流文化圏研究所」は、町役場で、南アルプスの山々の生態系について紹介する講演会を開いた。 11月30日に実施。南アルプスのユネスコエコパーク登録から今年で10年となったことから企画し、町内外から約20人が参加した。南アルプス国立公園レンジャーの藤田和也さんが「南アルプスの動植物について」と題して講演=写真。藤田さんはキタダケソウやライチョウといった貴重な動植物の生息状況を説明。温暖化による森林限界の変化や高山植物の食害といった課題も紹介し、「南アルプスの山々を取り巻く環境の変化を注視していく必要がある」と話した。
(山梨日日新聞 2024年12月11日掲載)