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南アルプス市寺部の「fumotto(フモット) 南アルプス」に建設予定の米国系量販店大手コストコの工事が15日に始まることが13日、市への取材で分かった。来年4月の開業に向けて、工事が本格化する。 市南アルプスIC新産業拠点整備室によると、市は今年4月30日、コストコの運営会社のコストコホールセールジャパン(千葉県木更津市)に土地を売却し、名義変更を完了した。売却金額は8億6646万7千円。同社は今月15日、関係者のみで起工式を実施する。 同社が昨年11月に県に提出した立地計画書によると、来年4月に開業予定。コストコの店舗と併設するガソリンスタンドを含めた合計床面積は1万5700平方メートル(売り場面積は約1万500平方メートル)。駐車場は820台を用意する。 フモットはコストコが出店する「大型施設」(約5・9ヘクタール)と隣接する「地域交流施設」(約3・2ヘクタール)など計12ヘクタールのエリアで構成。地域交流エリアを手がけるヒカレヤマナシ(昭和町西条)によると、同エリアは物販や飲食店など全42店を出店し、6月末のオープンを目指し、工事を進めている。
(山梨日日新聞 2024年5月14日掲載)