山岳遭難 7割が中高年 県内上半期 滑転落目立つ
山梨県警がまとめた今年上半期の山岳遭難の発生件数は昨年同期より1件多い29件だった。遭難者は29人で減少したが、死傷者は合わせて25人と増加した。7月に入っても10件発生し、2人が死亡していて、県警が安全登山を呼び掛けている。
県警地域課によると、上半期の遭難の原因別は、滑落・転落が16件と最も多く、次いで疲労・発病と転倒が各5件、道に迷ったのが3件。単独登山が14件で、登山計画書の提出は2件しかなかった。
遭難者を年齢層でみると、40代が5人、50代が3人、60歳以上が12人。約7割が40歳以上の中高年だった。死傷者の内訳は、死者が昨年同期と同じ6人で、負傷者は2人多い19人だった。
山岳別で最も多かったのは南アルプスの8件で、富士山が7件、秩父山系が6件など。県警は富士山や南アルプスに臨時警備派出所を開設、遭難しないよう登山者に注意を促している。
(2010年8月3日付 山梨日日新聞)
県警地域課によると、上半期の遭難の原因別は、滑落・転落が16件と最も多く、次いで疲労・発病と転倒が各5件、道に迷ったのが3件。単独登山が14件で、登山計画書の提出は2件しかなかった。
遭難者を年齢層でみると、40代が5人、50代が3人、60歳以上が12人。約7割が40歳以上の中高年だった。死傷者の内訳は、死者が昨年同期と同じ6人で、負傷者は2人多い19人だった。
山岳別で最も多かったのは南アルプスの8件で、富士山が7件、秩父山系が6件など。県警は富士山や南アルプスに臨時警備派出所を開設、遭難しないよう登山者に注意を促している。
(2010年8月3日付 山梨日日新聞)