「クラシックに親しんで」
きょうから南アで音楽祭
南アルプス市のホールや公共施設などで、クラシック音楽のコンサートを行う「ずーどあるぺん音楽祭」(同実行委主催)が23日、開幕する。市民にクラシック音楽に親しんでもらおうと、市内出身のバイオリニスト藤原晶世さんや市民らが企画し、31日まで市内各地の会場で公演が計画されている。
藤原晶世さんと弟のチェリスト秀章さんら、国内外のコンクールで受賞経験のある20~30代の若手音楽家6人が出演。23日の妙了寺でのコンサートを皮切りに、櫛形生涯学習センターでのホールコンサート(26日)、安藤家住宅(25日)や伊奈ケ湖、ほたるみ館(ともに27日)など公共施設でミニコンサートを開催。新たにグランドピアノが搬入された「ずーどあるぺん山寺音楽館」でのサロンコンサートは5日間予定している。
30日には市が実施する「市民参加型シティプロモーション事業」の一環として、今年リニューアルオープンした広河原山荘と芦安山岳館で無料コンサートを開く。
晶世さんは「夏の思い出として南アルプスの自然を感じながら音楽を楽しんでほしい」と話している。有料コンサートのチケットは市内外の取り扱い店のほか、音楽祭ホームページからも購入できる。
(山梨日日新聞 2022年8月23日掲載)