2022.7.22
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山岳遭難の防止へ登山者に啓発活動
甲府署は17日、JR甲府駅南口で、登山者に山岳遭難防止の啓発活動を行った。
署員ら6人が、電車やバスを利用する登山者に粉末のスポーツドリンクやウエットティッシュを配布。登山計画書の提出や衛星利用測位システム(GPS)を使った登山サイトの利用を呼び掛けた。街頭指導所も設置し、登山者からの相談も受け付けた。
署によると、6月末までに県内で発生した山岳遭難は48件で、昨年の39件を上回っている。地図や装備が不十分な道迷いによる遭難が多いといい、署の地域課長は「山に入る前に計画を立てて十分に備え、登山中は早め早めの行動を心がけてほしい」と話した。
(山梨日日新聞 2022年7月22日掲載)