芦安山岳館で石川直樹写真展
ヒマラヤとシェルパ活写
写真家石川直樹さんが撮影したヒマラヤと麓で暮らす人々の表情をとらえた作品の企画展「ヒマラヤとシェルパ」(南アルプス市、山梨日日新聞社、山梨放送主催)が、同市芦安芦倉の市芦安山岳館で開かれている。
エベレストがあるネパール・クンブー地方の「シェルパ」と呼ばれる民族や、石川さんが登った山々の写真23点を展示。シェルパの日々の暮らしや、登山ガイドをしている際の生き生きとした表情をとらえている。会場では石川さんのヒマラヤ登山を記録した映像を鑑賞でき、関連書籍や写真集も並ぶ。
市観光推進課の担当者は「山から恩恵を受けて生活を営むシェルパの様子から、ユネスコエコパーク・南アルプスの自然の中で暮らす自分たちのことを考えるきっかけにしてほしい」と話していた。
企画展は来年3月5日まで。午前9時~午後5時。水曜休館(7月16日~8月31日は無休)。入館料は中学生以上500円、小学生250円。
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(山梨日日新聞 2022年6月21日掲載)