2022.4.30
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登山計画書提出や装備品の点検促す
南アに山岳指導所を開設
南アルプス署などは29日、大型連休に登山者増加が見込まれることから、南アルプス市芦安芦倉の夜叉神の森登山口に山岳指導所を開設した。
署員や山岳遭難救助に当たる「大久保基金の会」の会員など17人が参加。登山計画書の提出や装備品の点検などを促すチラシが入ったポケットティッシュを登山客に手渡しながら、安全な登山を呼び掛けた。山岳指導は5月3、5日にも行う。
県警によると、県内で昨年4~6月に発生した遭難事故は21件。大型連休中は3件発生し、うち1人が死亡した。
署の宮城隆栄副署長は「大型連休前半は天候が不安定になる予報が出ているので、状況に応じて登山計画を変更するなど、慎重な登山を心掛けてほしい」と話した。
(山梨日日新聞 2022年4月30日掲載)