応援メッセージ、連続旗に
芦安小・中の運動会に合わせ住民作製
南アルプス市芦安地区の住民らは地元の芦安小、芦安中の運動会などに合わせ、応援メッセージをつづった連続旗を贈った。新型コロナウイルスの感染拡大で地域住民が運動会などの見学ができなくなったことから、思いを伝えようと企画した。
企画したのは、芦安地区の住民を中心につくる「芦安小中学校学校応援団」。例年、芦安小の運動会は住民も参加するイベントとして開催、芦安中の学園祭にも多くの地域住民が訪れていたが、新型コロナの感染拡大で2年連続で見学できるのは保護者に限定された。
このため、子どもたちを応援する気持ちを伝えようと、応援団メンバーが住民らから児童生徒に宛てたメッセージを集めた。A4サイズの紙約30枚をひもにつるして連続旗を作った。
18日の芦安中の学園祭では、体育館の入り口に連続旗を掲示。「練習で聞こえてくる夜叉神太鼓の音に感動しています」「仲間との楽しい時間を」「日ごろの練習の成果を十分に発揮して」などのメッセージが並んだ。
(山梨日日新聞 2021年9月25日掲載)