2021.8.20
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北岳登山道で遭難救助訓練
南アルプス署は、南アルプス・北岳の白根御池小屋付近の登山道で、山岳遭難者の救助訓練をした=写真。
天候が悪く、ヘリコプターによる救助ができない場合を想定して8月7日に実施し、署員10人が参加。負傷した登山者を背負い、ロープなどを使って安全に下山する方法を確認した。広河原インフォメーションセンターでは、遭難事故が発生しやすい場所などを記したチラシ入りのポケットティッシュを登山者に配布し、遭難事故防止も呼び掛けた。
管内では8月1日までに8件の山岳遭難事故が発生している。地域課の担当者は「自分の体力に合った登山計画を立て、ゆとりある行動を取ってほしい」と話していた。
(山梨日日新聞 2021年8月20日掲載)