GW中の山梨県内 山岳遭難が最多の13件 過去10年間で 準備不足目立つ
連休最終日の6日、山梨県内では山岳遭難が3件発生し、1人が足の骨を折る重傷を負った。県内でゴールデンウイーク中(4月26日-5月6日)に発生した山岳遭難は13件(13人)で、前年を11件(11人)上回り、過去10年間で最多。冬山装備を用意しないなど準備不足が目立ち、県警が注意を呼び掛けている。
県警地域課によると、期間中の登山者数は3万7160人で、前年より4260人の増加。山岳別の遭難件数は富士山4件、秩父山系3件、南アルプス2件、その他4件だった。遭難者の状態は死者3人(昨年比3人増)、けが人5人(同3人増)、行方不明者1人(同1人増)。年齢別では50歳以上の中高年者が10人に上った。
いずれの遭難者も登山計画書を警察署や山岳会などに提出しておらず、1人はアイゼンなど冬山登山の装備をしていなかった。同課は「ふもとは春でも山は冬。登ろうとする山の状況をよく調べ、必要な装備品を携帯してほしい」と話している。
(2008年5月8日付 山梨日日新聞)
県警地域課によると、期間中の登山者数は3万7160人で、前年より4260人の増加。山岳別の遭難件数は富士山4件、秩父山系3件、南アルプス2件、その他4件だった。遭難者の状態は死者3人(昨年比3人増)、けが人5人(同3人増)、行方不明者1人(同1人増)。年齢別では50歳以上の中高年者が10人に上った。
いずれの遭難者も登山計画書を警察署や山岳会などに提出しておらず、1人はアイゼンなど冬山登山の装備をしていなかった。同課は「ふもとは春でも山は冬。登ろうとする山の状況をよく調べ、必要な装備品を携帯してほしい」と話している。
(2008年5月8日付 山梨日日新聞)