雪解けが進みまだら模様となっている北岳(中央)と間ノ岳(右)。左奥の富士山も初夏の装いになった=山日YBSヘリ「ニュースカイ」(NEWSKY)から空撮
初夏を迎え、南アルプスや富士山で雪解けが進んでいる。
日本第2の高峰である北岳(3193メートル)と第3の高峰、間ノ岳(3190メートル)は、春先まで山頂付近を覆っていた雪がしだいに減り、谷筋に雪が残り、尾根は岩が現れている。北岳を含む白根三山や仙丈ケ岳など一帯の高山は、山肌が白黒のまだら模様になる初夏の装いに衣替えした。
新型コロナウイルス感染拡大を受け、北岳山荘など南アルプス市営の山小屋5施設が営業開始を約1カ月遅らせて7月23日とするなど、夏山登山に影響が出ている。
(山梨日日新聞 2020年5月20日掲載)