山岳遭難に備えて装備品の安全点検 南ア署

 南アルプス署は26日、登山客が増えるゴールデンウイークを前に、山岳遭難事故に備えた装備品の点検と装着訓練をした。

 同署員約10人が、県山岳遭難対策協議会指導員の清水准一さんからアドバイスを受けながらアイゼンやハーネス、カラビナなどの装着方法を確認。ザイルなどの装備品に不具合がないかなどの安全点検もした。

 「雨やみぞれが降るなど春山の自然条件は厳しく、冬山よりも危険」と清水さん。署員は出動時に支障がないように真剣な表情で取り組んでいた。

【写真】アイゼンの装着方法を確認する署員ら=南アルプス署

(2007年4月27日付 山梨日日新聞)

月別
年別