2020.1.10 News / 動物・鳥 /

南アの動物、美術品で表現

北杜、エコパーク5年を記念

展示されている清水正広さんの立体作品=北杜・むかわ図書館

 北杜市白州、武川両町の住民らでつくる「北杜市南アルプスユネスコエコパーク地域連絡会」(古屋賢仁会長)は30日まで、武川町牧原のむかわ図書館で、南アルプスユネスコエコパーク登録5周年を記念した展示「南アルプスの動物たち」を開いている。

 生物多様性などエコパークの理念を次世代につなげていこうと企画。動物画家の故・藪内正幸さんが描いたクマやウサギなどの絵画11点のほか、野鳥彫刻家の清水正広さんが制作したカワセミやフクロウなどの立体作品47点を展示している。古屋会長は「南アルプスの自然や生態系の豊かさを再認識し、地域に愛着を持ってもらうきっかけになればうれしい」と話している。

 同様の記念展は2月1~27日、白州町白須のライブラリーはくしゅうで開催する。

(山梨日日新聞 2020年1月10日掲載)

月別
年別