2019.12.21 News / インドア施設 /

櫛形総合公園のトレーニング機器新調

トレーニングルームに並ぶトレッドミル。手前の4台が新型=南アルプス市桃薗

 南アルプス市は、同市桃園の櫛形総合公園トレーニングルームにある、動くベルトの上を歩いたり走ったりするトレーニング機器「トレッドミル」4台を新調した。健康志向の高まりでトレーニングルームの利用者は増えていて、管理する市体育協会は「総合的な体力づくりに有効活用してほしい」と呼び掛けている。

 トレーニングルームには計8台のトレッドミルがあるが、4台は導入されて十数年が経過し、古くなっていた。公園整備を担当する市都市計画課が、日本スポーツ振興センターのスポーツ振興くじ助成金を活用して、4台を新型に更新した。事業費は547万8千円。

 トレーニングルームは櫛形コミュニティープールに併設され、トレッドミル計8台と自転車型機器5台、トレーニングマシン7台などを備えるほか、筋肉強化に取り組めるフリーウエートコーナーがある。

 市体協によると、トレーニング機器を充実させた2011年度から利用者数は右肩上がりで増え、昨年度は1万8012人が利用。7年間で3倍に伸びた。午前中は高齢者、夕方以降に勤め人が利用するケースが目立つという。

 市体協は「公園内を歩いたり走ったりする人も多いが、トレーニングルームでは天候にとらわれず運動できる。気軽に役立ててほしい」としている。利用料金は市内200円、市外310円。利用時間は午前9時~午後9時半。月曜定休。

(山梨日日新聞 2019年12月21日掲載)

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