南アルプス山系の魅力、繊細に切り取る
芦安でKIKIさん写真展
モデルで女優のKIKIさんが南アルプスの山域で撮影した写真を紹介する「KIKIフォトエッセイ展 日常は麓に置いて」(南アルプス市、山梨日日新聞社、山梨放送主催)が15日、同市芦安芦倉の市芦安山岳館で開幕し、オープニングセレモニーが開かれた。
南アルプスのユネスコエコパーク登録5周年を記念した企画展。国内外のさまざまな山を登り、写真を撮影しているKIKIさんが、鳳凰三山や甲斐駒ケ岳などの南アルプスで撮影した写真31点を紹介。登山で感じた思いを記したエッセーも添えられている。
愛用のカメラやマグカップなどのグッズ、記録ノートなども展示。来館者は、登山道の風景や様子を捉えたKIKIさんの繊細で柔らかな表現の作品に見入っている。
セレモニーには市関係者ら約30人が出席。KIKIさんは「展示を見た皆さんに、もっと南アルプスの山域を知りたい、山に入ってみたい、という気持ちになってもらえればうれしい」とあいさつした。
来年3月10日まで。入館料は大人500円、小学生250円。水曜休館。
(山梨日日新聞 2019年6月16日掲載)