2019.4.09
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甲斐駒カードで紹介
北杜市がエコパークPR
北杜市観光課は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の生物圏保存地域「エコパーク」に登録された、南アルプスの甲斐駒ケ岳エリアを紹介するカードを作成した。同課が市内の小中学校で行っている授業やエコパークに関連するイベントなどで活用する。
エコパークに登録された地域への理解を深めてもらおうと作成し、2千部を印刷。カードはフルカラーのB4判。開くと田園風景が広がり、南アルプスなど限られた高山帯に生息するとされるライチョウやカモシカ、山高神代桜などの絵が飛び出す仕組みになっている。
裏面には、甲斐駒ケ岳に生息する動物や周辺の自然を写真付きで解説。小中学生に興味を持ってもらおうと、カードは自分で組み立てて作れるように工夫した。
同課の担当者は「親しみやすいカードを通して、エコパークに関する取り組みを知ってもらい、環境保全への意識を育んでいきたい」と話している。
(山梨日日新聞 2019年4月9日付)