2005.1.21 News / 登山 / 山小屋 /

新たな山岳観光へ提言 山岳観光セミナー 2月14日に甲府・県自治会館で 一般も対象、振興策探る

 山梨県は2月14日午後1時半から、甲府・県自治会館で山岳観光セミナーを開く。「山梨での新しい山岳観光を目指して」をテーマに、山岳ジャーナリストの菊地俊朗さんが基調講演する。

 従来は山小屋研修会として行政、山岳関係者向けに開いてきたが、今回から一般県民にも拡大。中高年者の登山ブームや健康づくりとしての森林機能の活用など山岳観光が注目されている中、振興に向けた取り組みを考える。

 菊地さんは信濃毎日新聞社監査役。記者時代には山岳遭難、山岳環境問題などを担当し、山岳関係の著書もある。セミナーでは「山岳展望をめぐる将来展望について-山岳エコツーリズムへの流れ」と題して講演する。

 また県観光部の石田光二交流推進監(元JTB支店長)が「山小屋の魅力を高めるには-エージェントの視点から」と題して提言を行うほか、県警地域課の担当者が山岳遭難の現状などを報告する。

 参加無料(申し込み不要)。

 (山梨日日新聞 2005年1月21日付)

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