広河原-北沢峠間の林道バス運行スタート

 南アルプス市企業局は、南アルプス・広河原と、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳などへの登山の拠点となる北沢峠(一○・二キロ)を結ぶ市営バスを七月一日から運行することを決めた。

 南アルプス林道で旧芦安村が運行してきた公営バスの運営を新市が引き継ぐ。所要時間は片道二十五分で一日四往復する。

 同林道の広河原-夜叉神ゲート間(一四・五キロ)で通行止めが続いている影響で運行の見通しが立っていなかったが、広河原から南巨摩郡早川町方面に抜ける県道南アルプス公園線の通行が七月一日から可能になるため、登山者の利便性を考え、例年(六月十五日)より半月遅い一日からの運行開始となった。

 (山梨日日新聞 2003年6月25日付)

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