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2003.3.13 所属カテゴリ: 早川 / 自然文化 / 文化財 /

赤沢宿

 山梨県早川町赤沢。身延山と七面山ともに(山梨百名山)を結ぶ街道に残る講中宿。1993年、国の重要伝統的建造物保存地区に選定された。古い景観を生かして整備された家並みと石畳が美しい。昭和初期までは全国各地から訪れた身延山、七面山への参拝客でにぎわい、多くの旅籠(はたご)が栄えた。杣人(そまびと=きこり)や大工など腕のいい職人を多く輩出した地としても知られる。住民の大部分が「望月」姓を名乗るため、普段は屋号で呼び合うのも特徴とか。