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2003.3.13 所属カテゴリ: 芦安 / 自然文化 / 信仰 /

庚申塔

 山梨県南アルプス市芦安芦倉。庚申とは干支(えと)の庚申(かのえさる)をいい、60日ごとにめぐってくる。人には三尸(さんし)という虫がいて、庚申の夜に体内を出て天帝に日ごろの悪事を告げ、人は果報を失い災難を受けるので、庚申の夜は寝ずに慎んで過ごす。庚申信仰は日本固有のものとする説と、中国伝来のものとする考えがあるが、古い姿は判明しがたい。古屋敷、大曽利地区にある。

南アルプス市芦安の光明寺前にある庚申塔(左)