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2003.3.13 所属カテゴリ: 南アルプス / 登山 / 人物・団体 /

木暮理太郎

 1873(明治6)年-1944(昭和19)年5月7日。群馬県出身。東京帝国大学中退。子供のころから山登りを始めその後、小島烏水、田部重治らの影響で主に奥秩父の山を歩き、日本山岳史上〝秩父時代〟と言われる時代を築いた。南・北アルプスにも記録的な足跡を残した。

 ヒマラヤ研究者としても有名。「山の憶ひ出」の著書のほか「中央アジアの山と人」など多くの研究論文がある。第3代の日本山岳会長。

 1951(昭和26)年5月、金峰山ろくの金山平に日本山岳会、山梨県山岳連盟、石楠(しゃくなげ)山岳会らの手でレリーフが建立され、毎年秋には関係者によって「木暮祭」が行われている。岳人の間では〝奥秩父の父〟として慕われている。