更新日:2009年08月06日
南アルプスの登山道に看板設置 芦安中生

 芦安中(南アルプス)の子どもたちが南アルプスの豊かな自然を守ろうと、登山道に環境保護などを訴える看板を設置した。「自然を傷つけないで」など全校生徒それぞれが思い思いの言葉や絵などを書いた。看板を通じ「大切な自然を後世に残していきたい」と呼び掛けている。

 看板は縦20センチ、横30センチ。ヒノキの板で、生徒13人が7月上旬から1人1枚ずつ彫刻刀で彫ったり、焼いたりして作り上げた。キタダケソウなどの植物や鳥類の絵を描いたものもあり、言葉は「山を美しく」「芦安の自然を世界遺産に」など、短い文で気持ちを伝えようと工夫したという。

 生徒や教員、保護者ら約30人がこのほど「自然パトロール」と題し、看板設置や登山道の清掃を行った。鳳凰三山へ続く道に教員の製作したものと合わせた計15枚の看板を木などにくくりつけた。

 同校は今後も看板作りと設置を継続していくという。3年の岡ア英一君(15)は「南アルプスは地域の自慢。登山者に豊かな自然を残したいという中学生の思いを伝えたい」と話している。

【写真】登山道に看板を取り付ける生徒=南アルプス市内

(2009年8月6日付 山梨日日新聞)