更新日:2008年08月13日
北岳で昨年遭難の男性を遺体で発見
県警ヘリが収容
 昨年11月、南アルプス市の北岳に登山に出掛けたまま行方不明になっていた静岡県富士市の会社員男性(38)の遺体が北岳の標高2700メートル付近の斜面で見つかり、12日、県警ヘリ「はやて」が収容した。

 南アルプス署の調べによると11日午前、県警ヘリが上空から捜索を行っていたところ、北岳のトラバース道から約300メートル下の斜面で遺体を発見。12日にヘリで収容、所持品の運転免許証や携帯電話などから男性と断定した。

 男性は昨年11月3日、南アルプス市の夜叉神峠から北岳を目指して1人で入山。下山予定の4日を過ぎても戻らず、家族が同署に届け出ていた。同署がヘリなどで捜索したが発見できず、雪解けを待って今月11日に捜索を再開した。

 トラバースは、北岳の吊(つり)尾根から北岳山荘へ向かって斜面を横断する道で、同署は男性がトラバースから滑落した可能性があるとみている。

(2008年8月13日付 山梨日日新聞)