更新日:2018年11月18日
滝へ導く遊歩道完成
南ア・芦安ファンクラブが再整備
「四季折々の表情 楽しんで」

 NPO法人「芦安ファンクラブ」(清水准一会長)が再整備を進めていた、南アルプス市芦安地区の瀬戸千段の滝へと続く遊歩道が完成した。歩行者の安全確保のため手すりなどを設置。17日にはツアーが開かれ、参加者は秋を感じながら滝を目指した。

 ツアーには約20人が参加。同法人メンバーから滝の歴史について模型で説明を受けた後、御勅使川に架かる瀬戸大橋付近から始まる山中の遊歩道を歩いた。20分ほどで落差100メートルほどの滝に到着すると、記念撮影するなどして景色を楽しんでいた。

 南アルプス市徳永の女性は「初めて滝を見たが、とてもすてきな光景で感動した」と話した。ツアーでは周辺の集落散策もあった。

 遊歩道は約20年前、旧芦安村時代に整備されたが、手入れがされずに荒廃が進んでいた。同法人は観光資源として活用しようと、8〜10月、鎖の手すりを設けたり、階段を作り直したりして再び利用できるようにした。

 同法人メンバーで芦安地区を拠点にしている地域おこし協力隊の隊員は「季節によって変化する滝の表情を楽しんでほしい」と話している。

 【写真上】鎖の手すりを設置した遊歩道を歩いて、瀬戸千段の滝を目指す参加者=南アルプス市芦安安通

 【写真下】瀬戸千段の滝を眺める参加者=南アルプス市芦安安通

 (山梨日日新聞 2018年11月18日付)