更新日:2014年06月22日
南アルプスの自然、歴史伝える 芦安山岳館
国立公園50周年で企画展
資料200点展示

 南アルプス国立公園指定50周年を記念した企画展「南アルプスで、またあした」(南アルプス市主催、山梨日日新聞社・山梨放送など共催)が21日、同市芦安芦倉の南アルプス芦安山岳館で始まった。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の生物圏保存地域「エコパーク」に登録された南アルプスの自然をはじめ、人と南アルプスとの関わりの歴史を約200点の資料で伝えている。

 自然と文化をテーマに、写真パネルや年表、動物の剥製などを展示。同館の職員が撮りためてきたキタダケソウなどの高山植物や地元の子どもたちの自然体験教室、登山道で見つかったごみの写真などが並ぶ。北岳の自然風景が楽しめる約20分間の映像も流している。

 長野県の博物館から借りてきた国の特別天然記念物のライチョウやニホンカモシカ、ツキノワグマなど5種類の剥製もある。

 21日はオープニングセレモニーが開かれ、約50人が南アルプスのエコパーク登録と国立公園指定50周年を祝った。塩沢久仙館長は「誰もが知る南アルプスの表側の歴史だけでなく、あまり知られてこなかった裏側の歴史までじっくり見てほしい」と話していた。

 企画展は来年5月31日まで。午前9時〜午後5時。問い合わせは同館、電話055(288)2125。

 【写真】南アルプス国立公園の指定50周年を記念した企画展=南アルプス芦安山岳館

 (山梨日日新聞 2014年6月22日付)