更新日:2013年12月18日
輪かんじき製作 地元住民ら体験
南ア・芦安山岳館で講座

 南アルプス市のNPO法人芦安ファンクラブ(花岡利幸会長)は14日、南アルプス芦安山岳館で、かつて芦安地区で盛んに作られた輪かんじきの製作体験講座を開いた=写真。

 NPO法人のメンバーや地元住民約30人が参加。曲げたヒノキの枝やミズナラで作った歯を彫刻刀やのみで削り、針金を使って組み合わせた。組み上げた木枠に麻のひもを結びつけて完成させた。

 同地区は昭和40年以前、輪かんじきの生産地として知られたが、今は作り手がいなくなっている。NPO法人は製作技術を後世に残そうと、作り方を知る人の証言などを基に再現を試みている。講座で完成した輪かんじきは冬山で使用して改良を重ね、作り方はマニュアル化するという。

 (2013年12月18日付 山梨日日新聞)