南アルプス市立美術館

南アルプス市立美術館
 山梨県南アルプス市小笠原1281。2016年4月、市立白根桃源美術館の閉館に伴い、市立春仙美術館に収蔵・展示機能を集約、名称を「南アルプス市立美術館」に改称した。
 旧春仙美術館は、大正、昭和を代表する旧櫛形町出身の挿絵作家、浮世絵版画家、日本画家である名取春仙(1886−1960年)の名前を冠した美術館として、1991年開館。春仙や山梨ゆかりの版画家らの作品を収集、展示。春仙は日本画家として活動する傍ら、新聞小説の挿絵、小説の装丁、口絵も描いて名を広めた。演劇界ともかかわりが深く役者絵を得意とし、浮世絵版画界でも活躍した。
 旧白根桃源美術館は1981年開館。県内や市内ゆかりの近現代作家を主に扱う。主な収蔵品は望月春江やのむら清六など県内作家の日本画、武者錦絵、かぶとなどの工芸品、古文書など。
 2018年2月から休館して改修工事を行い、2019年1月にリニューアルオープン。展示スペースと収蔵庫を拡大したほか、研修室と市民ギャラリーを新設。