南アルプス国立公園

南アルプス国立公園
 長野、静岡、山梨の3県にまたがる国立公園。1964(昭和39)年6月指定、面積3万5,798ヘクタール(山梨県分1万8,286ヘクタール)。

 古生層、中世層の山地で、北は山梨と長野県境の鋸岳(2,685メートル)から南は静岡県の光(てかり)岳(2,591メートル)まで約50キロ、東西約15キロ、3,000メートル以上の高峰を多く有す広大な山岳群。中央部の白峰山系には富士に次ぐ第2の高峰北岳(3,193メートル)、第3の高峰間ノ岳(3,190メートル)、第15位の農鳥岳(3,051メートル=西農鳥岳)がある。このほか甲斐駒ケ岳(2,967メートル)、鳳凰山系の地蔵ケ岳(2,764メートル)、観音岳(2,841メートル)、薬師岳(2,780メートル)があり、仙丈ケ岳(3,033メートル)は高山植物の宝庫として知られる。

 また、これらの山塊は大井川、天竜川、富士川の源となり、本格的登山熟練者の聖域として毎年50万人以上の登山者でにぎわう。高山植物も豊富で、カモシカ、ウサギ、キツネ、タヌキなど動物類も多い。ライチョウは国の天然記念物に指定。

 ※間ノ岳と観音岳の標高は、国土地理院の測量方法の変更に伴い、2014年4月1月から変更。
甲斐駒ヶ岳/仙丈ヶ岳/地蔵ヶ岳